クリティカルシンキングって何? 〜論理思考〜【ビジネススキル5分学習】

Business Skills
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こんにちは!あやかROOMのあやかです^^

社会人歴数年以上ですが、改めてビジネススキルを学びたいと思い、初級者向けの動画や記事、書籍で勉強中です。

私と同じように改めて学び直したい方や、これから社会人になる方に向けて少しでもスキルアップのとっかかりになればと思っていますので、ぜひさらっと読んでみてもらえると嬉しいです^^


みなさんは、クリティカルシンキングって何のことだか説明できますか?

ビジネスパーソンに必須のスキルだと聞くけど・・・、

批判的な考え方のことだっけ??

こんな感じの方、いらっしゃいませんか?わたしも改めて勉強するまでは、これくらいの認識でした。

批判的思考と訳されることが多いので、欠点を指摘する考え方のように感じますよね。

正しくは、

クリティカルシンキングとは

物事を適切な方法で、適切なレベルまで考えること

です。

なるほど!
じゃあクリティカルシンキングができるようになると、どんな良いことがあるの?

それは、

  • 新たな発想ができるようになる
  • 見落としていた機会や脅威に気づく
  • 相手の言いたいことやその前提を理解できる
  • 議論を効率的に進め、より良い意思決定ができる
  • 説得や交渉、コーチングなどがうまくできる

です。日常生活でも役立ちそう!ちゃんと身につけていきたい!ですね。

では、始めていきましょう。

この記事はわたしが学んだことを、振り返りも兼ねてアウトプットしているものです。

解釈がズレてしまっているところや、内容が物足りない方もいらっしゃるかと思いますが、何卒ご了承ください。

もっとちゃんと学びたいと思った方は、書籍やWEB記事も紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね^^


クリティカルシンキングを身につけるための大切な姿勢

具体的な手法に入る前に、大事な姿勢/心構えから。

1、目的は何かを常に意識する
  何のために考えるのか?を明確にしておこう。
  見失って目的からズレてしまったら、考えてたことが無駄になってしまう・・><

2、自他に思考の癖があることを前提に考える
  自分自身を客観的に眺めよう。
  知らないうちに自分の思考にも癖がついているものなんだ・・・

3、問い続ける
  結論に達しても、そこで思考を止めないようにしよう。
  だから何?なぜ、本当に?を繰り返す!

姿勢を理解した上で、具体的なツールについて学んでいきましょう。

ピラミッド・ストラクチャー

ピラミッド・ストラクチャーとは、伝えたい主張と根拠をピラミッド式に図式化するものです。

構造は

  • メインメッセージ(頂点):主張、結論
  • キーメッセージ(下部):根拠、理由

となっています。キーメッセージは複数存在するので、ピラミッドのような形になるのです。

ピラミッド・ストラクチャーについて詳しく解説している記事はたくさんありますので、
詳しく勉強したい方はぜひ調べてみてください^^
本記事では、概要だけお伝えさせていただきます。

▼ピラミッド・ストラクチャーについてもっと詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事をどうぞ!とても詳しく解説されています。

ピラミッド・ストラクチャーの作成ステップ

では、ピラミッド・ストラクチャーを具体的に作成していくステップを見ていきましょう。

イシューを特定する

イシュー」というキーワードを聞いたことありますか?

聞いたことある!けど、「問題」という意味だっけ??

こちらもぱっと答えるのは難しいのでは、と思います。

イシューとは

今答えを出すべき問い、のことです。

▼イシューを考えるときは下記の点を意識しよう
・問いの形にする
・具体的に考える
・一貫しておさえ続ける

まずは「イシュー」を適切に特定することが非常に大事です。ここがズレると元も子もないですからね・・

今答えを出すべき問いは本当にそれでいいの?と問い続けて、何度も確認しましょう。

イシューについては、社会人1年目のときに先輩に紹介してもらったこちらの本もおすすめです^^(とっても有名な本ですが!)

Bitly

論理の枠組みを考える

イシューが特定できたら、次は考慮/判断すべき論点(枠組み)を設定しましょう。

既存のフレームワークもぜひ活用していこう!

例:
・3C分析:Customer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)という3つの「C」について分析する方法

・4P分析:Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販促)という4つの「P」について分析する方法

▼もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ!
【マーケティングの基本】4pと3cとは?例をもとに紹介
「3C」や「4P」はそれぞれマーケティングではよく使われるフレームワークですが、どのように使い分けていけばいいのか正しく理解しているでしょうか?マーケティング用語は、意味を理解するだけでその活用方法まで習得していない方が多いのが現状です。今…

ただし、すべてのパターンが既存のフレームワークに収まるわけではないので、自分で考えることも必要になってきます。

その際は、論点から整理しようとすると難しい場合もあるので、情報や具体アイデアから論点を整理&統合していく方法があります。

▼自分で論点(枠組み)を設定するときは、下記の点を意識しよう
・論点は問いの形にする
・論点のレベル感を合わせる
・イシューにふさわしい枠組みを選ぶ

ここは訓練が必要そうですね・・・!

主張を適切な根拠で支える

最後に、イシュー(問い)と主張の関係根拠の適切さ、について確認しましょう。

  • 主張はイシューに対する答えになっているか
  • 根拠は相手の関心に沿っているか

ピラミッド・ストラクチャーについて、少しでも理解は進みましたでしょうか?

最後に、無意識に使っていることもある論理展開の基本パターンと落とし穴について、学んでいきましょう。

論理展開の基本パターンと落とし穴

よくある論理展開の基本パターンは2つあります。

  1. 演繹法
  2. 帰納法

それぞれについて、簡単に解説します。

演繹法

ルール/一般論観察事項 の2つの情報を関連づけて、そこから結論を必然的に導き出す思考法です。

ルールとケースのミスマッチ隠れた前提に気をつけましょう。

帰納法

観察されるいくつかの事象の共通点に着目し、ルールや結論を導き出す思考法です。

結論を導き出すためにはある程度の知識が必要です。また、軽率な一般化に気をつけましょう。

▼もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!

帰納法と演繹法とは?違いや注意点をわかりやすく解説!|Udemy メディア
物事を考えるうえで有効な、帰納法と演繹法(えんえきほう)について解説します。帰納法と演繹法は、どちらも複数の事例や事実を組み合わせて結論を導く思考法で、結論に一貫性を持たせるために有効です。さらにこの記事では、帰納法と演繹法の具体例や陥りやすい注意点についても解説します。

3C、4P、演繹法、帰納法、はキーワードとしては聞いたことあったけど、

ちゃんと意識したり、活用できたことはなかったかも!

ちゃんと勉強していきたい!


いかがでしたか?

知っているキーワードもいくつか出てきたのではないでしょうか^^?

わたしと一緒に少しずつビジネススキルをアップしていきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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